呟き

内藤は何て言うか

2018NJC期間中
LIJと鈴木軍の対戦がよく組まれていた。

ジュニア&ヘビーのタッグ王座戦は
ほぼ間違いなく組まれるだろう。

問題はIC王者・鈴木と内藤がやるかどうか。
会社がIC戦発表したら内藤は文句言うかな。
そもそもUS出来てICの価値を否定してたし
鈴木を挑発したように見えるけど
そこまで相手として意識してませんよって
そう言ってるふうにも見える。
鈴木が逆指名で呼ぶにしても
それはIC王者としての権限だから
ICに興味無いからやらないって言えば終る。

ノンタイトルだとICは棚橋のリベンジ。
でも今じゃない。
決勝で負けたばかりだから説得力ない。

このタイミングでジェリコが来るかどうか。
そっちの方が気がかりで仕方ない。

予想を裏切られる魅力

2018NJC
棚橋こらえきれずタップ。
ザックセイバージュニアの優勝。

ここまで机上の空論をひっくり返すとは。
全員関節技でやりよったのも流石だけど
予想通りにいかないのがプロレス。
願望みたいなのもあるので
こうなってくると
結果を踏まえて次を想像するのを楽しめる。

自分が最初に優勝予想してたのは
2回戦でやられた飯伏。
決勝では棚橋だろうと思っていた。
SANADAが一番ザックに対応してたんだけど
色々と今まで過信していた予想が
全部白紙に戻ったので
また新しい形でプロレスを楽しめる。

オカダに挑戦するのは面白いけども
ボス・鈴木みのるとやってほしい。
そっちのが興味ある。

プロレスラーの「怪我」と「危険技」

プロレス生配信や動画を見た後
ツイッター等でよく試合の評価を見る。
とても白熱した試合内容だと、
評価は「凄い」と「危険」が多い。
凄いのは主に受け側の選手への評価。
技を出した選手は「危険」と言われる。

プロレスで危険な事をするなと言う気持ち
身内で真似されたら困る?
選手がそれで再起不能、あるいは死亡?
それでプロレス人気が減退する?
そんな事を考えるのは知識不足なだけ。

受け方が良かろうが悪かろうが
プロレスラーの体は長くやればやるほど
悪くなるものであり、良くなりはしない。
回復はする。でもまた何かが悪くなる。
それを繰り返してもリングに立つ。
その生き様を魅せるのも
プロレスの醍醐味なんじゃなかろうか。

興行である以上、事故があってはならない。
どんなイベントでもそうだが
プロレスに関して言えば
そのもの自体が事故だともいえる。
その中で最善の注意を払って
いかにお客様を満足させるかが
プロレスラーと運営側の責任。

よくぶっ殺すだの、死ぬ気でだの言うのは
本当にそういう覚悟で試合に出ているから。
受ける側が酷い事になったからといって
相手に賠償請求するか?
素人がやってるんじゃない。
その世界に魅力があるからこそ
体を鍛えて戦っている。

プロレスが受けの美学と言われるのは
まさにそういう事。

やはり矢野通は崇高だった

2018年NJC1回戦
○ 矢野通 vs DBスミスジュニア ×

矢野のシングルにしては結構長かった。
それだけスミスが研究してたのもあるけど
明らかに矢野が勝ちを意識してたのが解る。

テープ使って固定しようとしたり
コーナーマット剥がしやらパイプイスやら
金的を多様化させたのも矢野通。
最後はいかにも矢野らしい勝ち方。
いつもなら1~3分以内の試合で笑うけど
内容ほぼ一緒なのにスゲーッ!って思った。
スミスはパワーに傾倒した選手ではなく
テクニックも充分にあって
めっちゃ良い選手なんだけど
いかんせん運が無かった。
矢野にあそこまで粘られたら無理。

わりと単純であからさまな事やってる時とか
相手見てるのに何故するんだろうって
ずーっと謎だったんだけど
何となくその理由がこの試合で解りました。
解った気がするだけですが。

ヨシハシイブシ

2018年 NJC1回戦
× YOSHI-HASHI vs 飯伏幸太 ○

どちらもシングルの実績を残したい所。

ヨシハシに後1つ足りないのは
どう見てもフィニッシュムーブだろう。
出す前後が地味すぎる。
カルマを決める前を変えるか
カルマそのものを改良しないと駄目。
繋ぎ技は良いものいっぱいあるのに
結果残せないのは非常に勿体ない。

飯伏のカミゴェは出しやすい。
レインメーカーのヒザ蹴り版だし
近接戦では顔面周辺への打撃系なので
3カウントを獲り易い利点がある。
体も作り込んだのが凄い解るけど
逆を言えば絞め技、関節技には
対応しきれないんじゃないかなと。
次戦・ザックセイバージュニア。
ここ勝てたら優勝は有り得るだろう。

ヘビー転向とは

今年に入ってからも数人、
ヘビー級への転向が発表された。

元ロッポンギバイス・バレッタ。
彼は自然な流れだったと思う。
背丈があるし
フィニッシュホールドのデュードバスターも
ヘビーなら更に破壊力が増すだろう。
転向して早々に怪我で苦しんでいるけど
井上亘もそうだったように
ヘビーでは当たりも強くなってしまうため
必ず乗り越えなければならない問題だろう。

鈴木軍・タイチ。
彼の事を書くのは正直、本音を言えば嫌だ。
何かあっても無視したい程の選手の一人だ。
好き勝手自由に書いてるブログだから
書かなくてもいいんだけど
個人的な感情よりプロレスとして見ると
書かないと落ち着かないので書く。
体は既にヘビーで出来るよう仕上がってたし
師・川田利明が得意とした技を匠に使う。
キャラ設定は「うまいことやってんなー」と
でもなぁ…ディーバは裕二郎と若干被る。
試合介入がある分だけ違うが。
今年のNJCで見たvs棚橋戦
あの挑発的な立ち回りは矢野・内藤に劣る。
それでも技の一つ一つを見ていく限りは
悪くないどころかキレイで上手い。
ペースの持っていき方は少し手探りっぽいが
YOSHI-HASHIが上手くなっていったように
彼もまた良くなっていくんだろう。

バレットクラブ・ヤングバックス。
彼等は正直、転向しないでほしかった。
ゴールデン☆ラヴァーズ(以下、GL)
彼等とやる為だけならジュニアでいい。
連携においては最高峰といって良いレベル。
ウェイト上げても今までのように動けるか
それとも動けなくなってきたから変えるのか
どちらにせよ、GLとの対決が
「ただのきっかけ」だけならば
何かしらの変化があってもおかしくない。
ジュニアタッグに敵無しとの判断なら
高みを目指す気持ちは解る。
どう見たって今のジュニアタッグなら
WWEに移籍したReDRagon以外
思いつくライバルがいないのは確か。

KUSHIDA論ではないが、
強くなる=ヘビー級転向は違うと思う。
過去にヘビー級のウェイトではなくても
AJスタイルズが2度IWGPを巻いている。
華、パワー、スピード、テクニック
どれも階級関係なく魅せる人はいる。
現ヘビー王者・オカダも暗に言ってるが
IWGPにヘビーとジュニアで上下は無い。
(ジュニア王者との対戦で負けてないけど)
ジュニアの試合順が先になるのは
他の格闘技でも一緒だから仕方ないけども
ジュニアへの転向が少ないのはどうしてか。
もう少しオカダがヘビー級王座に長くいて
ジュニアでもトップに立ちたいってんなら
面白くなると自分は感じる。