内藤が4.10両国で見事にIWGP初戴冠。
NJC初戴冠に続いての快進撃。もはやここも通過点のような気がしてならない。
この一戦は観戦客の間で様々な議論を呼ぶだろう。
世代間、観方の違う層で賛否両論飛び交う事うけ合い。
それほど自身も衝撃を受けた内容だったからだ。
まず、試合内容としては介入ありきで進められた最近のヒールパターン。
それを「団体最高峰のベルト戦」で行われた事に関しての見解。
BCも散々行っているので、LIJのやり方を今更否定する人は少ないだろう。
あの場に木谷オーナーが居たら本当に暴行加えたのかなとか妄想でワクワクドキドキ。
意外だったのがフリーランスになっていた真田聖也の登場。
EVILほどのインパクトには至らなかった感はあるけど、充分なものがあった。
何処でどうつながってるか本当に解らないもんだなぁと。
IWGPを放り投げ捨てた件。
過去に別のベルトをぞんざいに扱った選手は居るけど
全く価値の無い扱いをしたのを自分は初めて見た。
あの瞬間から内藤の中で次の展開が始まってるのかなと。
最近ではNEVERでもベルトは二の次で、違う見解を示すために使う道具として扱われている。
その先駆けとなったのはICだと解釈してますが、内藤は何を魅せてくれようとしているのか。
ひと昔前のIWGP戦線とは景色が全然違うので、これも時代なんだなぁと感じる。
解説と実況が示した見解との相違。
解説には、かつて様々な反体制ユニットを率いた蝶野正洋選手。
今のLIJと重なる点、違う点を喋っていたけども
誰だったか想像の枠組みを超えていると語っていた。
時代が変わると考え方も変わるし、もっと複雑になっていく。
LIJに至っては新しいユニットの形ではあるが、本当に想像できなかった事だろうか。
「支持されるヒール」は本当に制御不能な者の集まりなんだろうか。
あれだけ自由なインサイドワークをやっていて観客から支持されたのは
もはや求められた変革なんではなかろうかと自分は感じる。